アレクサンダーテクニークとノートグルーピング


今日は部活指導へ行き、

①頭の動きによる身体への影響について

②ノート・グルーピングについて

レッスンしてきました。



窓の外にはのどかな風景が広がってますね🏞

空気がとても美味しく、自然豊かで癒されました。





①アレクサンダーテクニーク

頭が『全身の動きに大きな影響を与えている』というのをご存知でしょうか。

というのは身体の1番てっぺんにあるもの。

この頭が、首を縮めるようにしながら動くか、伸びやかに動くかで、全身の動き、パフォーマンスに大きく影響します。


これを体感するために、立つ、や、楽器をエアーで構える、という動きで以下の実験をしてみました。


♦いつも通りにやってみる

♦「頭が動けない」と思ってやってみる(首を縮めるように)

♦「頭が動ける〜」と思ってやってみる(縮めていたのをやめて伸びやかに)


それぞれの動きの違いを見たり感じたり、体験してみると、

動きにくさ・動きやすさ、動けるスピードの違い、目の動き、視界の狭さ・広さ、呼吸のしやすさ・しにくさ、空気感の違いなど、

多くの感想が出ました。


楽器を演奏するというのは、知らず知らずのうちに頭の動きを固定してしまっていることが多く、その影響で思い通りに演奏でき辛くなることがしばしば引き起こされます


でも、「頭が動ける〜」と思うだけで、動きやすくなるのですから、

楽器を構える時に「頭が動いて、身体全部が(頭の動きに)ついていきながら、口とマウスピースが出会う」なんていうふうに思うだけでもいつもと異なる効果があります。




②ノート・グルーピング

リズムの捉え方の理論です。


簡単に言えば、「音楽は裏拍から動きが生まれて、それが繋がっていくことで音楽に抑揚がつき、前へ前へと進んでいける」というもの。


拍子によって、4部音符や8部音符などのさまざまな音価ごとによって、どの音符・休符がアルシス(推進力を持つ)テシス(アルシスから到達する)、どちらの要素を担っているかが決まっており、そのアルシスからテシスへの動きを意識することで、自然な音楽表現が可能になります。


この理論を知ったおかげで、なんとなくフレージングしていたものもより明確になり、アルシス→テシスの流れを考えればどこでブレスをするかも判断しやすくなり、演奏の迷いが減ってきました。


概要をザッと説明した後、

グルーピングあり・なしのそれぞれの模範演奏から、音楽の流れ方、聴きやすさの違いを感じてもらい、


実際に今取り組んでいる曲のほんの数小節をメロディ・伴奏・打楽器それぞれにグルーピングを当てはめてお伝えして演奏してもらうと…


全員が同じ方向へ、同じスピード感で、同じところを目指して演奏する一体感が生まれました!


本人たちも、たくさんの感想が出て、実感できたようです。


アンサンブルという場では複数人で同時に奏でて共同で音楽を創っていく必要があるため、「合わせる」ということが必須に成るのですが、グルーピングをみんなで共有しておくことで、勝手に音楽が流れていきやすくなるのです。



わたし自身が「これは演奏するために知っておいてお得!」と自信をもってご紹介できる子の2つのメソッド。


本を買って読むも良し。(両方とも読むだけではわからんとよく聞きますが…)

レッスンを受けてみると尚良し。


ご興味ある方は是非。オススメです!


↓書いているのはこの人↓

泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。

↓小さくても優秀な相棒↓

ジョニー

​Johnny

体長:88センチ

体重:1.5キロ

等身大の1/2サイズのミニ骨格模型。

ジョニーは脊椎は動かせませんが、各関節が以下の様に可動できるので、骨格の形状や、各関節の動きの確認のために活躍中。

  • 下顎:上下に開閉

  • 肩関節:屈曲/伸展,内転/外転

  • 肘関節:屈曲/伸展

  • 前腕:回外/回内

  • 手:背屈/掌屈

  • 股:屈曲/伸展,内転/外転

  • 膝:屈曲/伸展

  • 足:背屈/底屈