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アレコレ悩むときに仕分けしたいこと

アレコレ悩んで、どうしたらいいか分からないとき


その悩みの中のカテゴリーを仕分けしてみると、

自分がやるべき行動が絞り込みやすくなります。


これを知ったのは「ザ・ワーク」という本から。(著:バイロン・ケイティ)


仕分けポイントは3つ。


  • 自分の範疇

  • 他人の範疇

  • 天地の範疇




どうにかしたい。

けど、どうしたらいいか分からない。


もしくは

どうにかしたくてもどうにもならない。


それでモヤモヤ…


みたいなことってあると思いますが、

自分・他人・天地の範疇から考えて、

物事の成り行きは以下のように考えられるのかなと思います。


  • 自分が直接的にどうにかできること(自分の範疇)

  • 自分が間接的に影響は与えられること(自分の範疇)

  • 自分が直接的にどうにかできないこと(他人の範疇)

  • 自分で直接的にも間接的にもどうもならないこと(天地の範疇)



例えば、


指揮者は[音楽表現や演奏の方向性を示す(指揮者にとっては自分の範疇)]ことで奏者に対して「間接的」に関与できますが

「直接的に」奏者の演奏自体に関与はできません。

楽器を演奏するのは奏者の範疇(指揮者にとっては他人の範疇)だから。


天地の範疇でいえば

地震を起こしたり止めたりすることはできませんし、

雨を降らしたりやましたりもできません。

だから自分の範疇ではない。

機械の突発的な故障なんかも、自分でコントロールできる範疇ではありません。

ものを大切に取り扱うことはできても(自分の範疇)、いつ故障するかは自分のコントロールの範疇を超えています。



もしも悩んでいることがあったら

《自分のコントロールの範疇なのは何か》を明確にすると

無駄にジタバタする必要がなく、

やるべきことに集中できるのかもしれません。


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↓書いているのはこの人↓

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泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、B型末っ子自由人。

サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。
​最近はクラリネットとトランペットに挑戦中。

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