“目”の使い方で演奏が変わる



今日は“目”について👀

皆さんは、目の使い方を考えたことがありますか??

目は外にある情報を見て得るためにある感覚受容器ですが、 日々生活する上で、目の使い方なんて考えることはほぼほぼないのではないでしょうか。

ですが、これも、意識すると身体にかかる緊張が軽減できるものとなります。



速いパッセージがある曲を練習していて、うまくいかない演奏箇所がありました。

奏法の何かに問題があるのかな? と思い、 アレクサンダーのレッスンを受講。

そして先生に言われたのが、でした!





(画像・ブレインブックより)


顔の中のという器官は、外の情報を得るただのカメラであって、

その目から取り入れた情報を認識しているのは脳の後頭部にある視覚野です。

(画像の青い部分)


目で「頑張って見よう」「しっかり見よう」と思っても、たくさんの情報を得られるわけではなく、脳でどれだけ認識できるかが重要になります。




そのため、先生からの提案は、


「(後頭部のあたりに触れられて)この辺りで見る、と思うとどう?」


すると、

それまでは目で頑張って・しっかり見ようとしていたのでしょう。


目から入ってきた情報が、後頭部あたりのスクリーンに映し出されるかのように視野が広がり、

凝視しようとして起きていた目の緊張感が減ったことで音色がグッと良くなり、

指の動きも滑らかになり、

今後の練習の仕方に関わる大きな収穫となりました。




目はただの情報受取器官で、脳で認識する!




一生懸命に目を使わなくても良いのですね。

情報を得るためのただの通過点だから。




また別の先生からも、全く違う時に目についての提案を受けたことがあります。


楽譜の、音符と音符の間の白い部分を見ながら演奏して見たらどう??


と。


そうして演奏してみると、不思議なぐらい落ち着いて演奏することができました


でも消極的ではなく積極的に、

落ち着いた精神状態の中でも能動的に演奏することができたように思います。


いつもの必死感とは全く違う演奏体験。



これも、目からの情報の捉え方が変わったことによる変化ですね。



楽譜って、音符とか休符とか黒い部分に目が行きがちで、

ぎゅーっとビームを放つかのように対象物を見ようとし過ぎてしまい、

緊張を生んでしまうのですが、

楽譜は実は白い部分の方がとーっても多いのですよ。


その白い部分を見ることによって、結果的に黒い音符や休符の部分が浮かびあがり、

見ようと思わなくても、音符や休符などの情報が入ってきたのです。



“目”は演奏を大きく変えられる、とても大事な要素となります( ^∀^)




↓書いているのはこの人↓

泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。

↓小さくても優秀な相棒↓

ジョニー

​Johnny

体長:88センチ

体重:1.5キロ

等身大の1/2サイズのミニ骨格模型。

ジョニーは脊椎は動かせませんが、各関節が以下の様に可動できるので、骨格の形状や、各関節の動きの確認のために活躍中。

  • 下顎:上下に開閉

  • 肩関節:屈曲/伸展,内転/外転

  • 肘関節:屈曲/伸展

  • 前腕:回外/回内

  • 手:背屈/掌屈

  • 股:屈曲/伸展,内転/外転

  • 膝:屈曲/伸展

  • 足:背屈/底屈