呼吸のこと(腹筋編)
「呼吸」のことをまとめていますが、
今回は息を吐くときに使うもっとも主要なのが腹筋!
では、腹筋ってどこにどのぐらいの大きさであるのか考えてみましょう。
多くの人がおへそ周りを示すかと思います。
(私もそうでした)
ですが、腹筋って一言で言いますが、種類も4種あって、大きいのです。
腹筋は肋骨の下部から、骨盤の淵に沿って付いています。
種類としては、
腹直筋・腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋
その内、呼吸で使われるのは
腹直筋・腹横筋・内腹斜筋です。
腹直筋(画像中心)は、腹筋といえばこれ!というぐらいわかりやすい、
6パックとも呼ばれる縦長の腹筋です。
肋骨の中心ぐらいから、おへそよりもまだまだ下まであり、
思っているより長いと思います。
腹横筋(画像右側)は、腹筋の中で一番深い深層部にあり、肋骨の下辺から骨盤の上辺まで、お腹周りを背中の方までぐるりと囲っています。
内腹斜筋(画像左側)は、腹横筋の上を覆っており、脇腹部分にあります。
よくよく考えれば、左右に上体を振れるのも、ひねれるのも、前傾したりできるのも全てはこれらの腹筋があるからこそ。
そして呼吸のときの腹筋で大事なこと
それは、腹筋を使うのは息を吐くときのみということ。
よくわからないという人には、こちらを試してみてください。
【腹筋の筋トレ】です。
これをする時は、上体を起こすために腹筋を収縮させますね。
この上体を起こす時、息を吐く・吸うをしてみると・・・
息は吐けるけど、吸おうとすると吸いづらいことがわかると思います。
(そもそも腹筋つらいって方は、普通にお腹周りに力を入れて呼吸をしてみてください)
逆に 息を吸うときには腹筋の力を必要としないのです。
吐く時には腹筋を使い、
その使っている腹筋の力を緩めてあげれば、勝手に空気は口や鼻から入ってきます。
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