音のための身体の使い方とソプラノサクソフォンの構え方


先日、高校吹奏楽部のサクソフォンパートレッスンに行ってきました。

「今日は聞きたいことがたくさんあって・・・」という生徒からの要望でスタート。

要望を聞いていると、共通しているのが【音色】でした。


これに大きく関わるのは「身体のコーディネーション」です。

そのためパフォーマンスを高めるために、頭・脊椎の説明を開始しました。

アレクサンダーテクニーク の大事な要素です)



脊椎は椎骨というパーツが連なっていて、その間には椎間板というものがあって・・・

と、頭・脊椎について丁寧に説明していきながら、

「頭・脊椎が縮こまるような形になると椎骨と椎骨の間に挟まっている椎間板はどうなるだろうね?」

と質問してみたり、

「サクソフォンはどこで支えるんだろうね?」の質問に

」と揃えて言う生徒たちに

ストラップは首にかかっているけど、楽器の重みは首だけで負担するんじゃないよ。首というのは脊椎の一部でね、椎骨→椎間板→椎骨→椎間板→…

と重さは下へ伝わって、もっと全体でいいんだよ。

自分とサックスを繋げる【ストラップ】


と伝えるうちに、だんだんと聞いていた子たちの出で立ちが変わって行きました。

そうなったところで吹いてみてもらうと、 みんな「良い感じです・・・!」との感想が。

   よし。下地が整って来た!

ということで、もう一歩進めて行きました。


まず、レッスンが始まってからずっと見ていて思ったことは、 みんな、「椅子に対して90度で吹くのが正しい」と思っているようだったこと。

それを、頭・脊椎のことをひとしきり説明した後で、 「頭が動いて体全体がついて行って、頭をこの辺まで移動させて・・・」 と、


誘導してバランスを変えて、いつもより前屈みだと思える姿勢で吹いてみたときの音の変化がすごく、 出た音がまぁポーーンと不必要な力みなく響いたため、 吹き終えてすぐ、みんな「えぇ?!!??」と、驚きと嬉しさが表情に出て、 それを見た私もすごく嬉しくなりました^^

さらにもう一歩。

音の響きを作るためにどうしようとしているのか気になったので聞いてみると、

全体レッスンに来ている方に「喉にりんご1個丸々入ってるぐらいで吹くように」と言われたらしく・・・

  ショック。まだその神話が消えない…なんてこった・・・(ノД`)

喉をあけるってのは不必要なことをしています。

その代わり、頭蓋骨が持つ空洞=副鼻腔に肺からの空気を抜けさせて共鳴させると響きが良くなるのです。(響きをもたらす身体の使い方

「喉をあける」「副鼻腔を利用する」、この2つの吹き方で得られる音の違いを吹いて伝え、 その違いをまた生徒自身、身をもって体感してもらいました。


音階を吹くときにも、 それまで伝えたことに則って、ただただそれをするだけよ〜と吹いてみてもらうと、 音を出すために、音程を取るために、運指を変えるために、と、 いろんな動作をしてこねくり回しながら吹いていた今までの奏法をしなくても良いことに気づいてもらえました。

そうすると、音色も音程も結果的にさらに良くなるのです。




ソプラノサックスの構え方についても質問を受けたので、 そのほかの子は座って椅子を持ち上げる動作で、 腕を使って重いものを持ち上げるためにどうしたら良いか色々な動作を試してもらい、 結果、背中にある大きな筋肉・広背筋を利用すると楽器も椅子も軽いと思えるほど難なく持ち上げられることを知ってもらいました。


(別記事「ソプラノサクソフォンを構える〈腕〉」も参考にどうぞ)

それを利用して吹いてもらうと「もう何なのさ!」というぐらい吹きやすくなるんだから、 生徒たちはもう嬉しく驚きの情報でお腹いっぱい。



レッスンが進むにつれ、 「今までやってたのは何だったんだろう」 「そうだったのか!」 と言わんばかりの顔になっていきました。




自分ってまだまだ伸び代だらけなんですよね、まったく。

より楽に(=難なく。といった方が良いかな?その動きで働かせる筋肉がわかって、「無理強い」がなくなる)、そうすることで音はよりダイナミックになることが、 最近さらに自分でも体感できるようになって来たところ。

だからこそ、今回は、生徒たちそれぞれが持つ、知らなかった本来の体の力を知ってもらえたレッスンになったんじゃないかと思います^^

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〈​レッスンコース〉

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フルート奏者

Body for Music
(楽器不問)

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