ピアノの弦と指


ピアノで鍵盤を弾くとき、

「指がうまく動かな~い」っていうことありませんか?

今日はそんな時に考えたいことを。




指がうまく動かな~い」っていう時、

大抵、どんどん どんどん指への念が強くなります。

そして、

「あぁ~まだまだできない・・・うーんっ!」

と、また更に指をしっかり動かそうと躍起になります。

そうなると、

たとえ指が動いたとしても

出てくる音は余裕のない、緊張がみなぎる音に。

力んでしまって逆に動きづらくなってしまうこともあります。





やりたいことのために一番関与しているのは確かに指先だとは思いますが、

ピアノ(グランドピアノ)の場合、指で操作するのは鍵盤


ただ指を動かしているのではなく、鍵盤を動かすということです。


そしてその鍵盤の先には弦があります。

この鍵盤の先の弦が響くからピアノの音になるのです。


指で操作するその鍵盤の先には弦があり、

その弦が振動することで音が生まれ、

その響きがピアノの蓋の中で豊かに響くことでみんなの耳に届く。


決して指に念を込めて音が鳴るわけではなく、音になるまでのプロセスがあるということです。

指を動かすことを考えるより、

・鍵盤を動かす

・鍵盤の先に付いたハンマーが弦をはじく

・弦が響く

そんなことを考えた上でピアノを弾いてみるのはどうでしょうか。

もちろん、これだけで上手くいくとは限りませんが、

指が動かない時には、指ではなく、もっと広い視野で弾いてあげることがオススメです。

関連ブログ:ピアノの鍵盤は腕の重みで

↓書いているのはこの人↓

泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。

↓小さくても優秀な相棒↓

ジョニー

​Johnny

体長:88センチ

体重:1.5キロ

等身大の1/2サイズのミニ骨格模型。

ジョニーは脊椎は動かせませんが、各関節が以下の様に可動できるので、骨格の形状や、各関節の動きの確認のために活躍中。

  • 下顎:上下に開閉

  • 肩関節:屈曲/伸展,内転/外転

  • 肘関節:屈曲/伸展

  • 前腕:回外/回内

  • 手:背屈/掌屈

  • 股:屈曲/伸展,内転/外転

  • 膝:屈曲/伸展

  • 足:背屈/底屈