限られた練習時間を効果的に
みなさん、今から練習しようと決めた時、どういう流れで練習していますか? なんとな〜く楽譜を出して、なんとな〜く楽器の準備をして、なんとな〜く練習したい曲の音を出してみて・・・ という方は多いかもしれません。
なので、私がやっていることをご紹介します↓
①メモを用意します。 お気に入りのノートでもいいです。何かの裏紙でもいいです。 このメモは、練習時にはいつも横にスタンバイしてると良いと思います。 ②毎回、練習を始める前に、目標を定める 「今日の練習で◯◯ができるようになる」 もしくは 「今日は◯◯ができたらオッケー」 と決めて、メモに書いてから始めます。
「そんなの手間だ!」とも思えますが、 時間は有限です。 その日にできる時間は限られています。 ということは、できる練習も限られています。 その時間を有効に使うためには? 「終わった時にどうなっていたいか」という目標を立ててから、練習時間を過ごしていくわけです。 練習の質を上げるため、自分の身体の疲れを最小限に止めるため、ひと呼吸置くため、全ては自分のために書く時間を取ってあげます。 ③目標を手に入れるために何をすれば良いのかをシンプルに考えてみる ④ ③を踏まえて、「こうしてみるとどうか?」という方法を考え、頭の中で or 実際に声に出して言う。
(可能であれば、目に見える状態でメモに書き起こす。後で見返せますしね) ⑤ ④の方法をやる!と決める ※ココ、結構重要です。 ふわっと思ってやってみようとしたら、今までのやり方が顔を出して、結局うまくいきません。 ⑥ ③の方法でやってみる ⑦その結果・・・A:使えそう! / B:う〜ん? … の2択になるでしょう。 Aであれば、その方法を繰り返し、自分のものにすれば良いし、 Bであれば、より良い方法は何かを考え、③からもう一度始めます*。
*目標を手に入れるためにどんな方法で実際やったのかを思い返してみるのも良いです。
やっているつもりで実際はやっていないということは良くあります。
録音や 録画してみるとわかりやすいかもしれません。
そうするうちに、うまくいく方法とうまくいかない方法の選別もできてしまい、 目に見える形で振り返ることが可能になります。 このように、 意識的にうまくいく方法を見つけ出していきます。 自分のために。 何をどうしたいのか明確に。 プロセスを大事に。 目に見える形で残す。