ブーメラン発言ってありますよね

先日、アレクサンダー・テクニークのトレーニー仲間のMさんと話している中で、こんな言葉を聞きました。


『自分が、人に〇〇って言ってるのに、自分自身がそれを出来てなかったら「できてないやん」て思うねん』



こういう、ブーメラン発言が話題に上りました。



レッスンしていると、生徒さんにお伝えしている言葉がそっくりそのまま自分に返ってくることがあります。ブログやメルマガに書いていることも、結局は自分にも言えることばかりです。





さてこの日、その言葉を聞いたときに、頭の中にふっと湧いてきてよくわからないままにとりあえず発言・・

私「そもそも、最初に前提で言うた〇〇が真理じゃないんじゃないですかね?」


Mさん「え?真理じゃないの?笑笑笑笑」

(この時は「真理」という言葉が咄嗟に出てきましたが、もっと芯を食う表現はあるような・・・でもとりあえずこのまま書きます)


アレクサンダー・テクニークというメソッドを、ご自身の何らかの改善したいことに利用すると、結果的に効率が良くなったり、思っていた以上の結果に結びついたり、望ましい結果に繋がりやすくなります。

私たちトレーニーは時間をかけて、そういう旨味を自分や他の人のいろんなアクティビティを見聞きし体験することで実感し、学べば学ぶほどこのメソッドの汎用性の高さを思い知ります。


そのため、「アレクサンダーを使ったらこうなれるんやで!」という、起きるであろう『結果の事象』が経験的に結びついていているが故に、『そういう結果になるべきもの』と限定解釈してしまいがちな危険性を孕んでいると思いました。


『そういう結果になるべきもの』と限定解釈して固執せず、その時々の自分の置かれてる状況、心身の状態で、『最適解』や『起こる結果』も毎回変化するものと解釈しておく方が現実的かなと漠然と思ったのでした。

「AをしたらBが起きた」という体験が過去にあったとしても、だからと言って「毎回Bが起きなければならない」訳ではなくて、 その時々の状況や心身の状態に伴って「AをしているつもりがCになっている」というのは有り得るし、CをしたらDという違った結果が生まれますよね。

もしくは、Aをしていた時とはそれこそ置かれている状況や心身の状態が違うので、その時に本当に求めている結果が変わっていたとしたら、それもまた結果的には違ったところに着地すべくして着地します。


だから、起こるべきと思っている『結果』が「真理ではないんじゃないの?」と言ったのでした。

(長ったらしい解説になってしまった・・・^^;)

なので、何事も『今はこう思っている』『今はこういう結果が起きた』と捉えておけばいいぐらいのものなんですね。

私はここのところ、「あらゆることの【最適解】を見つけて決められないか」、「【最適解】が見つからない限り発信作業はちょっとできないな・・・」と悩んでおりましたが、この最適解というのは『その時の』が前置きであるものなんだな、と今回思い至りました。


『その時の』だから、変化させた方が良い時は変化すれば良いし、いつでも選択自由。


・・・と、今現在の泉山民衣は思っております。

↓書いているのはこの人↓

泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。

↓小さくても優秀な相棒↓

ジョニー

​Johnny

体長:88センチ

体重:1.5キロ

等身大の1/2サイズのミニ骨格模型。

ジョニーは脊椎は動かせませんが、各関節が以下の様に可動できるので、骨格の形状や、各関節の動きの確認のために活躍中。

  • 下顎:上下に開閉

  • 肩関節:屈曲/伸展,内転/外転

  • 肘関節:屈曲/伸展

  • 前腕:回外/回内

  • 手:背屈/掌屈

  • 股:屈曲/伸展,内転/外転

  • 膝:屈曲/伸展

  • 足:背屈/底屈