「呼吸が浅い」と感じていたときに役立ったこと


先月、風邪をひきました。


咳がひどくてひどくて・・・


息を深く吸おうとするとすぐに咳き込んでしまうので、

咳が出ない程度に息を吸おうとするため自ずと呼吸が浅くなっていきました。



その頃、同じような症状で長引いていた人が周りにもたくさんいましたので、皆さんの中にもいらっしゃるかもしれませんね。


実は、この呼吸の浅い状態が今の今まで続いてしまっていたのですが、

今日ある動きをしてみた結果、深く吸えるようになりました!!



これは、呼吸が楽器演奏にもろに関わる全ての皆さんに役立つ情報だと思いますのでシェアしますね。




さてこのある動きとは何かと言うと・・・

ズバリ「脊椎の回旋(ひねり)」です。


脊椎というのは、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨・尾骨からなる骨の連結の総称で、

その一つ一つの骨の間には椎間板という水分を含んだゼリー状のクッションのような層が挟まっているおかげで、前屈・後屈・側屈・回旋(ひねり)という動きが可能になっています。




今回、呼吸にすごく関わったのが、胸腰椎連結部での回旋です(画像参照)



胸椎というのは肋骨がつながっている部分なのですが、

この画像では、しなやかに右に回旋しているのが見てとれます。

脊椎の中で、胸椎下部が最も回旋がしやすいと言われています。



立って、

頭と首がリラックスした状態で、

頭のてっぺんから頸椎・胸椎・腰椎と脊椎の骨1つ1つが順番にゆっくり

少しずつ右方向へ回旋し、

ゆっくり正面へ戻り、

次は左方向へ同様に回旋し、

ゆっくり正面へ。


力ずくでやってしまうと筋肉に過度な緊張が生まれてしまうので、ゆっくり動きました。


動くなかで、どこかでストップがかかったら、そこは筋肉が緊張しているポイント

「頭が動くこと」を再度思ってから、筋肉が緩んで動けるようになるまで待ちながら丁寧にやっていきました。


すると、

じわじわと深く呼吸ができるように!!!




この胸椎・腰椎の連結部あたりには息を吸う筋肉である横隔膜が付着しています。


回旋をすることで、無意識に起きていた脊椎周りの筋肉緊張が解け、その結果、横隔膜の動きやすさに繋がり、呼吸がしやすくなったのだと考えられます。


*青く示しているのが横隔膜。

胸椎・腰椎の連結部のところに繋がっているのがわかります。



脊椎の可動性を高めてあげると、四肢の動きにも好影響があるのですが、

呼吸に直結するので、ひねりの運動は大切だと改めて感じました^^


#サクソフォン

#呼吸

#身体の使い方

↓書いているのはこの人↓

泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。

↓小さくても優秀な相棒↓

ジョニー

​Johnny

体長:88センチ

体重:1.5キロ

等身大の1/2サイズのミニ骨格模型。

ジョニーは脊椎は動かせませんが、各関節が以下の様に可動できるので、骨格の形状や、各関節の動きの確認のために活躍中。

  • 下顎:上下に開閉

  • 肩関節:屈曲/伸展,内転/外転

  • 肘関節:屈曲/伸展

  • 前腕:回外/回内

  • 手:背屈/掌屈

  • 股:屈曲/伸展,内転/外転

  • 膝:屈曲/伸展

  • 足:背屈/底屈