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呼吸のこと(腕編)


音は出るけど、なんだかしっくりこない・・・

この原因はどこにあるのか。

その原因の一つに【】が関係することがとても多くあります。

「腕が関係ある?」

と思うかもしれませんが、

体というものは、切り離れているものではなくて全てが繋がっていて、それぞれに影響しあっていますからね。


 


まず【腕】とはどこからどこまでなのか

《肩から指先》だと思う人が大半だと思います。

では確認していきましょう。

に右手を置いて、左腕を動かすと動きますね。

肩、正解!

②じゃあ、肩につながっている鎖骨はどうだろう?

同じように、今度は鎖骨に手を置いて動かしてみる。

動く!

③じゃあ、もう一つ肩につながっている…肩甲骨

同じように、肩甲骨に手を置いて動かしてみる。

動く!


肩からだけではなく、

鎖骨・肩甲骨も腕の一部で、

指先までが腕となります

その腕がなぜ呼吸に関係するのか。

それは腕がある場所に関係があります。

息が入る肺を覆っているのが肋骨。

その肋骨の上にあるのが鎖骨と肩甲骨なのです。



♬それでは試してみましょう♬

①【腕】がギュッ!と力んでいたり、中心に寄せるようにしたりして呼吸をする。

②【腕】を解放してあげて呼吸する。

呼吸がしやすい方としにくい方、わかりましたか?


腕に必要以上に力みがあると呼吸しにくくなってしまうので

↪︎呼吸しにくいということは、楽器を吹くための息が制限されてしまうのです。

腕を解放してあげて楽器を吹くとそれだけで音が変わります。

腕の仕事は最小限にして、呼吸を第一に考えたいですね。

↓書いているのはこの人↓

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泉山 民衣

​Tae Izumiya

兵庫県在住、B型末っ子自由人。

サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。昭和音楽大学卒業。

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニーク(自分の使い方。心身のメソッド)を学び、教師資格を取得。

身体について多く誤解していたことを知り、自身の意図で動きが変わり、痛みや不調、日常から演奏まで幅広いパフォーマンスが想像以上に改善することを身をもって体感しています。
​最近はクラリネットとトランペットに挑戦中。

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